使用材料・施工方法

リフリート工法での使用材料

リフリート工法で使用される製品には以下のものがあります。
各種モルタル製品は、専用のモルタルパウダーと混和材の組み合わせによって効果を発揮します。

商品名
概要
RF-100
「RF-100」は、素地強化機能を有するケイ酸リチウム系アルカリ性付与材で、中性化ならびに表層劣化したコンクリート素地面に塗布含浸させることによって、コンクリート表面強度を増進させるとともにアルカリ性を付与し、アルカリ環境雰囲気にします。「RF-100」の塗布量は、200~400g/㎡で、コンクリート表層の劣化状況によって変動します。
DS-400
「DS-400」は、亜硝酸リチウムを主成分とした塗布形防錆材で、コンクリート素地に塗布することにで、防錆成分がコンクリート中に浸透・拡散し、鉄筋表面に緻密な被膜(不働態被膜)を形成し、鉄筋の腐食を抑止します。

<DS仕様> DS-400の塗布量は、300g/㎡で、コンクリートの品質、塩化物イオン含有量および内部鉄筋の位置等の条件によって変動します。DS-400塗布後にRF防錆ペーストを塗付けます。

<DS-HG仕様> DS-400の塗布量は、200g/㎡で、コンクリートの品質、塩化物イオン含有量および内部鉄筋の位置等の条件によって変動します。DS-400塗布後にDS防錆ペーストを塗付けます。
RF防錆ペースト
「RF防錆ペースト」は、「RF防錆セメント」「RF混和材」を用いて混錬した防錆材入りポリマーセメントペーストで、露出鉄筋の防錆処理、有害成分の侵入防止およびコンクリートの下地調整に使用します。
RFモルタル
「RFモルタル」は、「RFモルタルパウダー」「RF混和材」を組み合わせて得られる防錆材入りポリマーセメントモルタルで、欠損部の修復および下地調整に使用します。「RFモルタル」は、(社)公共建築協会の性能評価材料「ポリマーセメントモルタル」の性能評価を取得しております。
RF混和材
「RF混和材」は、亜硝酸カルシュウム系防錆材を混入したSBR系ラテックスで、「RF防錆ペースト」および「RFモルタル」専用の混和材です。
DS防錆ペースト
「DS防錆ペースト」は、「RF防錆セメント」「DS混和材」を用いて混錬した防錆材入りポリマーセメントペーストで、露出鉄筋の防錆処理、有害成分の侵入防止およびコンクリート表面の下地調整に使用します。また、「DS防錆ペースト」をコンクリート表面に塗り付けることにより、「DS防錆ペースト」中の防錆成分が、コンクリート中に浸透・拡散し、内部鉄筋の防錆に効果を発揮します。「DS防錆ペースト」の標準塗布厚さは、2㎜ですが、環境条件および要求性能によっては、1㎜に減じることができます。
DS混和材
「DS混和材」は、亜硝酸リチウム系防錆材を混入したSBR系ラテックスで、「DS防錆ペースト」専用の混和材です。

施工手順

リフリート工法(RF仕様)の標準的な施工手順をご紹介します。
リフリート工法の施工(例)は、次の通りです。

前処理
1.前処理
まず脆弱化している打放しコンクリート面、モルタル面、砂落ちの見られるリシン面など、表面の粉状化した部分はワイヤーブラッシングやケレンを行います。
ひび割れ処理
2.ひび割れ処理
コンクリート面にあるひび割れは、所定の処理にて補修を行います(例:Uカット充填方法)。
錆鉄筋の処理
3.錆鉄筋の処理
コンクリート面にあるひび割れは、所定の処理にて補修を行います(例:Uカット充填方法)。
洗浄、清掃
4.洗浄、清掃
コンクリート面の処理が終わったら高圧水で洗浄します。
RF-100の塗布
5.RF-100の塗布
RF-100は原液のままローラーブラシまたは刷毛で塗布し、コンクリート面に充分浸透するように均一に追いかけ塗りをします。露出鉄筋の周囲や、はつり面、Uカット部分は念入りに塗布します。
防錆処理
6.防錆処理
RF防錆ペーストを腰の強い刷毛をつかって、露出した鉄筋およびその周囲にたたき込むように塗り付け、一回の塗り厚は1~2mmとなるようにします。
埋め戻し
7.埋め戻し
金ベラまたはタイル用の目地ゴテを用い、欠損部分の底まで強く押しつけるように塗り込みます。埋め戻し部分の深さが大きい場合は数回にわけて埋め戻します。
下地調査
8.下地調査
その後の下地調整、保護層として、RF防錆ペーストを全面に塗り、躯体処理を完了します。
9.仕上げ
リフリート工法の効果を一層持続させるために、REBORN等の上塗り仕上げを行います。